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LILIUM

趣味の記録保管庫

遠まわりする雛

Books

米澤穂信著『遠まわりする雛の感想です

遠まわりする雛 角川文庫 遠まわりする雛 角川文庫
(2012/10/01)
米澤 穂信

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※核心には触れませんが多少のネタバレを含みます

 

「どうしたっていうんだいホータロー!

遅かれ早かれそうなるとは思っていたけど、随分と自覚が早かったじゃないか。

ボクが聞きたいのはさ、省エネ主義を根幹から揺るがすこの事態が

ホータローにとって喜ばしいかどうかってことだよ!」

ちょっとふくちゃん黙ってて

 

脳内ふくちゃんが煩いです

もうそれくらい興奮してしまいました

 

今回は短編集です。

まだ摩耶花が古典部に入部する前、 自分の省エネ主義のために千反田を騙す奉太郎。

ふくちゃんも意図を察しますが、

これが後の手作りチョコレート事件への貸しになります。

ミステリというよりは恋愛色の強い巻だったなーという印象

全ては遠まわりする雛への関係整理みたいな

唐突に省エネ主義が揺るがされるよりも、 奉太郎と千反田2人だけの話とか、

それこそ恋愛の一大イベントバレンタインもありますしね。

 

ふくちゃんはさ、拘る人だったんだよね。

勝負にはどんな手を使っても負けたくない、勝ちにこだわる質だった

でも自分に才能がないことを知っているから、こだわらないことにこだわってきた

じゃあ果たして摩耶花にはこだわってもいいのか

摩耶花は例外なのか

「こだわる」と「こだわらない」の葛藤に摩耶花は存在していない

それは摩耶花に対してとても失礼だって考えてるのかね

真面目だなぁふくちゃん

 

奉太郎も完全にベッドゴロゴロしたくなる甘さ あまーーーーい!! ああもう!ああ!

そうだね!?薔薇色だね!?

薔薇色は省エネじゃないけど

お前は薔薇色に足を踏み入れてるんだよおおおあああああ(頭抱)

はいはい!保留ってことでしょ!?

もー奉太郎~釘付けかよお前~

 

 

アニメと小説は切り離して読んでいたんですが

遠まわりする雛』を読んでる最中はえるたそ~ほうたる~ってなってしまったわ…

摩耶花とふくちゃんも好きすぎるわぁ

遠まわりした雛は千反田なのか、それとも奉太郎だったのか

たぶん古典部全員かな、みんな雛なんだよ

そして遠まわりしながら距離を変化させていくんだね…青春だね…

アニメはね、ここまでだったので 次巻が楽しみです